2021 May

 

 
 

緊急事態宣言下のGWも2年目、長野県は指定地域ではないため軽井沢は東京からの人で溢れるためお買い物に行くのはためらわれる。友人から頂いた最近流行りの高級食パンを毎日のランチに。空前の食パンブームの今、小麦の香りをしっかりと感じるしっとりした食感はさすがの美味しさ。

 

 

 
 
 
コロナの影響で外食の機会が減り、その代わり高級食材がスーパーに出回るようになったのは嬉しい。ブリのカマや黒鯛のグリルはすっかり我が家の定番メニュウに。酢醤油で和風に頂いても、オリーブオイルとバルサミコヴィネガーでイタリア風でも、和洋どちらにも仕立てられるのが楽しい。

 

 

 
 

今年のGWはいつになく寒くテラスでお茶を頂くことすらまだ出来ない。ようやく少し暖かくなり今年初めてのバーベキュー。準備も簡単で各自が好きに焼くだけという手軽さも山のメニュウにはぴったり。鳥のさえずりと木立の音を聴きながら頂く清々しいランチ。

 

 

   
 
 

旧道のフランスベーカリーは子供の頃から通っている大好きなお店。大きなアップルパイ=アルメットも美味しいけれど、小さいサイズは切り分けるのも簡単でバーベキューのデザートにはいつもこちらをチョイス。エスプレッソとアップルパイは私にとって軽井沢の味。

 

 

   
 
 

久しぶりにパリに帰る日の朝、当面頂けなさそうな和風お惣菜を並べる。干し椎茸やひじきの煮物、わかめのお味噌汁など和食は本当に体に良い食材ばかり。パリは恋しいけれど和食も恋しい・・・。

 

 

 
 

緊急事態下の東京からロックダウン下のパリへ・・・。JALの機内はガラガラ、見渡す限り他の乗客はいない。窓から見える美しい空と雲海を眺めながら頂く機内食は何とも懐かしい雰囲気、タイ風カレーと白ワインで久々の空の旅を一人でお祝いする。

 

 

   
 
 

パリに帰って来るとなかなか摂取しにくい大豆製品、イソフラボンは美容にも良いと聞き豆乳ベースのフレッシュジュースが朝の定番。バナナやリンゴなど酸味のあまり強くない果物とポリフェノールたっぷりのココアを加えたまろやかな美味しさ、朝だけでなくおやつにもぴったり。

 

 

 
 
 

すっかりご無沙汰しているうちに季節は移り、冬野菜の代表のようなアンディーブもそろそろ終わり。フランス産のトマトや葉の付いた春ニンジンが出回っている。爽やかな香りのミントとナッツをトッピングしてマルシェのような春サラダ。

 

 

 
 
 

日本では家庭で日常的に頂くのは難しい子羊、骨付きの煮込み用を買い茹でておくと何かと便利。サラダのトッピングにしたりジャガイモと合わせてオーブン焼きにしたり。今晩はナッツと和えて程よいコクのロワールの赤ワイン、シノンをお供に。

 

 

 
 

パリにいてもランチはやっぱり手早く済ませたい。こんな時便利なアジアゴハン、お素麺をチャンプルーのように炒めてパクチーを散らしたり肉味噌をかけたジャージャー麺も美味しい。鯖缶にオリーブオイルをかけ回しゴハンに乗せた鯖丼もクイックランチの定番。

 

 

 
 
 

鋳鉄の小さなフライパン、スキレットはちょっとしたおつまみを作る時にとても便利。子羊とジャガイモにチーズを乗せて焼いたり、ブーダン・ノワールを頂くにもちょうど良い大きさ。お供は軽めのロワールワイン、ソーミュール・シャンピニー。

 

 

 
 
 

パリではミントやイタリアンパセリなどハーブを大きな束で売っている。一人では持て余しそうだけれどお花代わりに飾りつつ、ミントティーにしたりお肉のソースにしたりとあっという間に使い切ってしまう。茹でた豚肉を薄切りにしミントソースをたっぷり付けて頂く。爽やかなロワールの白ワイン、ミュスカデがぴったり。

 

 

 
 
 

その昔住んでいた5区のモベール・ムチュアリテの広場にある素晴らしいお魚屋さん、久しぶりに覗くとやはりスーパーとは格段に違う品揃え。早速アペリティフ用にブルターニュ産のボイルした小エビをチョイス、ぷりぷりの食感がとても美味しい。ワインは引き続きロワールのミュスカデ、爽やかな酸味が小エビにも良く合う。

 

 

 
 
 

お魚屋さんの並びにある、こちらも素晴らしい肉屋さん。手作りのパテはどれも美味しそうでキノコがたっぷり入った「森のパテ」がご主人のオススメ。小さなココットに詰めシャンピニオン・ド・パリをトッピング。濃厚なパテにはロワールの赤ワイン、ラズベリーの香りのするサン・二コラ・ド・ブルグイユを併せて。

 

 

 
 

今日は料理をしたくない、という日はお気に入りのチーズとワインがあればそれだけでゴキゲン。真っ白な山羊のチーズ、クロタン・ド・シャヴィニョルやカベクー、本来はサンセールの白ワインを併せるのがお決まりだけれど、コクのあるチーズなので昨日の赤ワインの残りをお供に。

 

 

   
 
 

日本では朝食は和食、納豆にお味噌汁、お漬物と至ってシンプルながら体に良い大豆製品や発酵食品。パリでは数種類の野菜のサラダにナッツとドライフルーツをトッピングしたヨーグルト、果物と豆乳。どちらも私なりに経験から辿り着いたベストな朝食メニュウ。

 

 

 
 
 

忙しい日々が続きさすがに疲れて「チーズとワイン」のアペリティフだけ頂いてさっさと眠ってしまう今日この頃。
チーズ屋さんでその場で食塩水からすくってもらったフワフワのモッツアレラチーズには発泡性のプロセッコ。ミディ・ピレネー地方で作られるクリーミーで滑らかな山羊のチーズ、ロカマドールにはコート・ド・ブルィーの組み合わせが最近のお気に入り。

 

 

 
 

コロナ以降、友人とのディナーは無くなり軽めに済ませてしまうため、ランチはしっかり頂きたい。タイ風炒飯カオ・パッツォはタイの屋台で感激した味、パクチーの緑と卵の黄色が鮮やか。ニョクナムの独特な風味が美味しいマレーシア風ナシゴレンもランチメニュウの定番。

 

 

 
 

2018年にユネスコ無形文化財に登録されたバゲット。普段はゴハン党の私もパリでは朝、焼き立てのバゲットを買うのが楽しみ。パリパリの皮ともっちりした中身、それだけでも十分に美味しいけれどパテやリエットにワインを添えれば素敵なアペリティフ。友人の作ったサバのリエットがとても美味しい。

 

 

   
 
 

アトリエではワンプレートのクイックランチ、ハーブを散らしたサラダにグリルチキン、チーズとパテ、キャロットラペなど盛り合わせる。 パンの代わりに茹でたジャガイモを添えて。

 

 

     
 
 
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